●印は祖先と共に・・・
祖先の遺徳によって吉相の印に機縁があったからとて、使用する心構えによって大きな差異があります。
開運印を所持するに及んでは印をたんなる文房具とみず、御先祖の霊体であると思って所持し、印を常に身につけているかぎり御先祖と常に一体だと思って感謝と信念を持って所持するべきです。旅行に際しては、実印を本人の魂となるので、神仏前に預け、認印を御先祖の霊体として携帯すると御守りになります。 |
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●開運印の使用はじめについての作法
姓名と生年月日に基づく先天運に従って、後天運の伸達をはかるべく吟味された開運印を使い始めるにあたり、印の開眼入魂式を行うべきです。一生の禍福の備わる大切な印章を使用するにあたり、大安吉日の午前中にまずもって仏壇か神棚に備え、祖霊に吉相の印に恵まれたことの感謝を報告し、今後この印に運命を託し自己の良心に恥じぬよう、一家の隆盛に励む事を誓った後、下記の「開運印所持祝詞」を上げて下さい。この儀式によって所持者と印の一体化がなされ印徳をもたらす事になります。
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開運印所持祝詞 |
今月今日、茲に此この御神殿に鎮まります大神等の御前に(仏式の場合 当家累代先亡因縁諸霊の御宝前に)拝跪し申さく。
それ天に天の相あり、大地に地の相あり、人またおのおの異りたる相を保つ。神世の昔より現代の世にいたるまで四季の運行に狂いなく、万物の繁栄するは、これ天地自然の相に狂いなきがためなりと信ず。
しかれども、人この狂いなき、正しき秩序を歩むことは知りて行ひがたきものあり。ここに先人の努力によりて転禍為福の好機を一処に集約せしめたるものが開運印なり。すなわち吉相の璽これなり。
璽は必ずしも人のものに非ず。国に国璽あるが如く、人おのおの異なりたる璽(印章)を所持するは、その使命おのおの異なるがためなりと知る。
只今、新刻の吉相の璽、開運印にわが運命を託し、新らしき道を招かんとす。
希わくばこの開運印所持に依りて 家にも身にも禍事あらしめず あやまち犯すことなく 身心安寧 諸々の病障なく 交際円滑にして煩わしきことなく 商売繁盛 金願成就 家運隆昌の一途をたどらしめ給え、当家守護の大神等(仏式 当家先亡因縁の諸霊)祈願の趣きを納受あらせられ加護垂れさせられんことを・・・。 |
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