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開口一番、「NHKとNHK教育テレビで、取り上げられたのは、うちだけです」とご主人の内山雅史さん。一般にはなじみの薄い「印相」を長年手がけてきた自負が、うかがえます。まだ、私は、「印相」というのが、いったい何のことやらと思っているところでしたから、これには少しビックリ。
まずは、この道一筋! 内山さんのお話の要約から。 人生は“数字”に左右される?!
「人それぞれ顔形が異なるように、環境、生活は生まれながらにして個人差があります。そして、その差があるのを指して、『先天運』。持って生まれた運勢のことです。どんな人にも、吉があり、凶があるのです。」
「それに対して、日常の環境などに備わる『後天運』。
先天的なマイナスの要素を克服して、プラスの部分を上手に活かすことが重要なことなのです。その大きな役割を果たすのが、『印相』だと私は考えています。いかにいい運勢を持って生まれても、それを生かし切れず、大成しない人もいれば、凶運を変えて幸せをつかむ人もいる。その運気を変えていこうというのが、印相学です」
「もう少し具体的に言えば、『数字』です。人生や社会は、数字なくしては成り立ちません。経済もお金、つまり数字なくしては動かないでしょう。古来、数には不思議な霊力があるとされてきました。数によって、吉もあれば凶もある。たとえば、『二』は、物事が二つに別れるとして凶数。一から八一まで、画数にはそれぞれの運気があります。そして、人は数に誘導される生き物です。暗示されるといってもいいかもしれません。姓名判断の画数の吉凶は、このようにして判定しますが、その名前の持っている吉、凶を活かすかどうかは、実は印相次第なのです」 |
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